夏の気配が日一日と近づきつつある今日この頃,読者諸賢においてはいかがお過ごしだろうか。こんにちは,なんか最近知人に「ナイスガイ」と呼ばれることの多い宇佐見です。 そんなふうに呼ばれるのは,これまでの人生でいまだかつてなかったこと。「これはもしや,伝説に謳われるモテ期がとやらが来ているのか,rmt!?」と先走ってみるも,一向にその気配はなし。どういうことじゃー! と憤慨していたら,いつの間にか今度は「ナイスゲイ」とか言われてる始末。違うって! 俺は二次元の女の子が好きなだけであってゲイじゃないから,FF14 RMT! ゲイならで間に合ってるよ!(いつも楽しく読んでます) うう……どうせならゲイはゲイでも「破魔の紅薔薇(ゲイ?ジャルグ)」とか「必滅の黄薔薇(ゲイ?ボウ)」なんて武器を操って戦う,ランサーみたいになりたかったよ……。かっこいいよなあランサー……あいつこそ真のナイスガイって奴だよホント……(編注:ランサーはゲイではありません)。 と,綺麗にまとまった(?)ところで今回の「」は,カリスマ的人気を誇るノベルゲーム「Fate/stay night」のスピンオフ,『Fate/Zero』をご紹介。上述のランサーは,本作の登場人物の一人だ。 本作を手がけるのは,「魔法少女まどか☆マギカ」の脚本で一躍その名が知られるようになった虚淵玄。もともとは同人誌として流通していたものだが,今年に入って星海社から文庫化され,この6月に完結を迎えた。そういう事情もあり,読者の中にはすでに読んでいるという人も少なくないと思うが,アニメ化も控えた今,この作品の概要と魅力について,あらためてこの場で振り返ってみたい。 『Fate/Zero 6 煉獄の炎』 著者:虚淵玄 カバーイラスト:武内崇 出版社/レーベル:星海社/星海社文庫 価格:700円(税込) ISBN:978-4-06-138912-0 ●激闘を勝ち残り,聖杯を手にするのはどの勢力か!? 聖杯どんな奇跡であろうと,手にした者の願いを叶える万能の願望機。今回取り上げる『Fate/Zero』を含め,数多くの作品が存在する「Fate」シリーズだが,その中核をなすのは,そんな聖杯をめぐって繰り広げられるバトルロイヤル,“聖杯戦争”である。 聖杯戦争は原則として,マスターと呼ばれる魔術師と,そのマスターに使役されるサーヴァントで構成される7組のペアによって争われるもので,それは本作においても同様だ。サーヴァントとは,伝説上の戦士や英雄(英霊)が聖杯の力によって現世に召喚された存在であり,それぞれの特性に応じてセイバーやランサーといったクラス名で呼びならわされている
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