2013年2月21日木曜日

極私的コンシューマゲームセレクション:第11回「ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔」_5

 では,ヘビーゲーマーにとって,つまらない作品であるかというとそういうわけでもない。モンスターを叩き斬るのは文句なしに爽快だし(筆者の場合,この爽快感に魅せられて繰り返し遊んでいるようなものだ),前述のようなやり込み要素もきっちり用意されている。隠し要素だって,なかなかスリリングだ。全要素を遊び尽くそうとしたら,けっこう骨が折れる(実際には筋肉痛になる程度)。 でももし,「やっぱ物足りないゲームはちょっと……」なんて思うならば,遊び方を変えてみることを提案したい。本作は“体感アクションRPG”である。Wiiリモコンを握った手首をひょいひょい軽く動かすだけだって,遊べなくはない。が,もっと“体感”すれば,楽しさだってもっと増すはず,uggブーツ。モンスターを斬ったら残心を示し,必殺剣を出すときには大声で技の名前を叫んでみよう。声を出すのが恥ずかしいなら,心の中で叫ぶだけでもいい。仲間達の会話を聞きながら,相づちを打ってみるのもいいだろう。とにかく,役になりきって遊んでみるべきなのだ。なんせ本作は,ブーツ,Role-Playing Game(役割を演じるゲーム)なのだから。 一見簡単そうに見えて,やってみるとけっこう難しいミニゲーム。4人対戦も楽しめる(Wiiリモコンは一つでOK)  ……とまあ,文章でいろいろと書いてはみたが,この面白さを伝えるのは難しいんじゃないかとも思う。そこで,連載記事でおなじみ,プロレスラーの男色“剣士”ディーノ選手に本作をプレイしてもらい,その模様を写真に収めてみた。国際的な感じや青果市場などが大好きなプロレスファンからは,「剣士っていうかメカ?」なんて声も聞こえてきそうだが,れっきとした剣士であることは,この写真からも伝わるはずだ。 こんな風に,自分でプレイするだけじゃなく,人がプレイしているのを見ていても面白いっていうのが,このゲームのいいとこなんじゃないかなとも思う。 “本気で遊ぶ”。これが,本作を必要以上に楽しみまくる秘訣だ(本気すぎて表情が素)ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔対応機種:Wiiメーカー:スクウェア?エニックス発売日:2007年7月12日価格:6800円(税込)CEROレーティング:A(全年齢対象)公式サイト:(C)ARMOR PROJECT / BIRD STUDIO / GENIUS SONORITY INC.SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved
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