2013年2月3日日曜日

宇宙人教師がやって来た! 「放課後ライトノベル」第82回は『侵略教師星人ユーマ』で生徒も侵略者もまと

 思えばこれまで,ゲームからはたくさんのことを学んできた,Diablo 3 Gold。たとえばRPGは,主人公たちの冒険を通じて,生きる意味や人生とは何かといった問題を,まだ幼い筆者に考えさせてくれた,ugg 偽物。パズルゲームは論理的に考える力を養ってくれたと思うし,プロ野球選手の名前をすらすら言えるようになったのは野球ゲームがあったからだ。格ゲーをしていると画面の外でも戦いが始まることや,本当に怖いのはボスの強力な攻撃ではなく親が無言で押すリセットボタンであること……どれも,ゲームをやっていなければ分からなかったことだ。  大人になった今もそれは変わらない。協力プレイが楽しいゲームのヒットは一緒に遊ぶ友達を作っておく大切さを痛感させてくれたし,ソーシャルゲームの流行は「なるほど,人はこうして課金に慣れていくのか……」というプロセスをまざまざと見せつけてくれた。今も昔も,ゲームは我々にとってこの上なく優秀な教師であるのかもしれない。  と,思わずドヤ顔になるくらい良いことを言ってしまった今回の「」では,そんなゲームに負けないくらいナイスな教師が登場する作品を紹介する。第18回電撃小説大賞?メディアワークス文庫賞を受賞し,著者のデビュー作となった『侵略教師星人ユーマ』がそれだ。 『侵略教師星人ユーマ』 著者:エドワード?スミス 出版社/レーベル:アスキー?メディアワークス/メディアワークス文庫 価格:578円(税込) ISBN:978-4-04-886541-8 ●宇宙人が降りてきた町に,宇宙人教師襲来!  太平洋に臨む小さな港町,茜陽町。この町の沖合には,10年前より巨大な建造物が鎮座している。10年前,アゾルトと名乗る宇宙人が突如として宇宙から飛来。彼らが乗ってきた,12の巨大宇宙船のうちの1つがこの町に降着したのだ。彼らとのコミュニケーションにも,その排除にも失敗した人類は,彼らの行為を黙認。以来今日まで,町の人々は侵略の象徴とも言えるアゾルトの宇宙船を見つめながら生活することを余儀なくされていた。  茜陽町唯一の高校に通う2年生,桜井舞依(さくらいまい)は,アゾルト星人の飛来と同時期に母を失ったことから,宇宙人に対して強い嫌悪感を抱いていた。ある日彼女は,アゾルトの宇宙船に向かって拡声器で「地球は自分が侵略する。貴様らは出ていけ」と怒鳴る男と遭遇する。関わり合いにならないよう,その場を去った舞依だったが,間もなくその男,ユーマ?森次(もりつぐ)が彼女の家の隣に引っ越してきたことを知る
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